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友達に自慢できるピッツァとワインの最適なペアリング

ワインとピッツァはシンプルに合わせるのが最も適切だという。まずビアンカ(チーズベース)とロッサ(トマトベース)に種類が分けられる。後者の場合、酸味のあるトマトに酸味の少ないワインがおすすめである。

ワインを選ぶときに生地も考えなくてはならない。小麦粉や全粒粉、ナポリ風やカリカリ、それぞれの場合、ワインの選択が異なり、ストラクチャーの良いワインは味の強い穀物の使ったピッツァに合う。反対にストラクチャーの弱いワインは薄い生地のピッツァには最も適切である。

脂肪の多いチーズのビアンカに白ワイン、あるいはスプマンテの酸味がチーズの脂肪とよくバランスがとれる。

また、ピッツァに乗せてある具の産地で同じ産地のワインを合わせることもできる。例え、スペックのピッツァにアルト・アディジェ産のワインを合わせたり、アマルフィ海岸のアンチョビのピッツァにカンパニア産のワインを合わせたりすることも良いのではないであろうか。

以下にクラシックなピッツァ5種類に最適なマリアージュのワインを述べていく

  1. ピッツァ・マルゲリータ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア イデアローザ・ディ・プリミティーヴォ2019年ヴァルヴァリオーネ 1921

【3ビッキエーリ】ガンベロロッソ2020”賞を獲得した単独品種プリミティーヴォである。チェリーピンク⾊で、小さな⾚い果実と、品の良いバルサム⾹を持つ。口に含むとフレッシュで、アーモンドのニュアンスの後味が特徴である。ストラクチャーと酸味の弱めのワインであり、マルゲリータにピッタリのチョイスである。

  1. ピッツァ・マリナーラ コッリオ・ソーヴィニヨン

ストラクチャーが良いワインでありつつ、コッリオ・ソーヴィニヨンはフレッシュでデリケートなワインである。ソーヴィニヨン品質しか使わず、1800年代後半にフランスからフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州のゴリツィアに植え始めた。よくアペリティーヴォに使われるワインで、ニンニクやオレガノのシンプルなマリナーラとの相性が良い。

  1. ピッツァ・ディアボラ ヴァルポリチェッラ・リパッソ

辛いサルシッチャの乗せてあるディアヴォラに味の柔らかいワインが必要である。ヴァルポリチェッラ・リパッソカ・デ・ロッキ モンテレ ティナッツィがおすすめである。コルヴィーナ種80%、コルヴィノーネ種10%とロンヂネッラ種10%のブレンドのワインで、12ヶ月~18ヶ月間のエイジングする柔らかめのタンニン少なめのワインである。ディアヴォラとの相性が非常に良いという

  1. ピッツァ・カプリチョーザ ガヴィDOCG

カプリチョーザとのマリアージュが難しいところがある。多い具のなか、ソムリエの悪夢だと言われるアーティチョークも乗っている。ミネ・ガヴィDOCG2018年は多才なワインであり、このハードルも超えることができる。さっぱりしたワインであり、後味が柑橘のニュアンスを残す。粘土質、石灰質、泥灰質などなど11種類の土壌から生まれるコルテーゼ種のみの使われることが特徴である。

  1. ピッツァ・クアトロ・フォルマッジ アルト・アディジェ スキアーヴァ

このような脂肪の多いピッツァには口をさっぱりさせるワインが必要である。意外とよいマリアージュのワインは キアーヴァ ビショッフスレイテン 2018 カステル ザレッグである。デリケートな味を持った、やや酸味のあるワインであり、ラズベリーのニュアンスがクアトロ・フォルマッジの脂肪とのバランスが良い。

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