2つ星でイスキア島の象徴であるニーノ・ディ・コスタンツォ氏の島のお店
イスキア島。農民と漁師が共存している、海と空の間に浮いているような島。土と海に分けられ、地中海の強い個性が料理にも反映している。
港町から間近、イスキア島の中心部に、華やかなお庭を通したらニーノ・ディ・コスタンツォ氏の2つ星レストランのDanì Maisonがある。ディ・コスタンツォ氏の昔の家族の家を緑豊かなオアシスに変え、愛と献身を込めて原産の果樹を植え、育ててきた。その愛を料理にも込めて、イスキア島とカンパニア州の優れた地元産食材の知識を旅しているようである。「イスキア島の伝統では、土と海両方共存している。我々のメニューでは海を主にして、伝統的な料理を現代風に提供している。季節の流れに従い、海を尊重して、釣り過ぎないように気を付けている。」とディ・コスタンツォ氏が主張した。その旅はコロナウィルスの影響で一時停止になったが、6月26日再開した。「緊急事態に立ち向かい、今までしてきたことをクオリティを減らさず、更に改善するようにし、誰でも手が届くことを狙っている。」シェフが語る。
イスキア島とプロチダ島の間の海で吟味された甲殻類やウニや青魚などを使った生前菜と温かい前菜を提供している。だが、島の心は土と海の味に分けられている。「イスキア島の伝統に、土は重要な役性を果たしている。イスキア料理の代表料理はイスキア風ウサギ。それに加え、イスキアの山の鶏とホロホロチョウも忘れるわけにはいかない。
カンパニア州の伝統と文化から生まれた料理のスタイルである。Danì Maisonに入った瞬間からその文化と伝統への愛を感じられ、客を中心にした空間である。「今年はイスキア島の山と奥深い森林を反映する料理を提供している。それにカンパニア州ではないポンツァ島とヴェントテーネ島を訪ね、イスキア島の文化と合わせて、新しい料理も考えた」。