イタリア最小の州にある13個の土着品種
森や湖、テラス式ブドウ畑などなどがヴァッレ・ダオスタの山々に囲まれ、息をのむ景色を形成されている。たった3.263平方キロメートルの面積で、ヴァッレ・ダオスタはイタリア最小の州であり、イタリアの全面積の1.1%を占めている。にも関わらず、ワインの文化が豊富である。小さい面積にして、土着品種が多い州である。13個もあり、その中最も知られているのがプティ・ルージュ、マヨレ、プリエ・ブラン、プレメッタ、フミン、コルナリン、ヴュイレルメン。隣のフランス、スイス、ピエモンテ州の影響が料理と方言だけでなく、ワインの文化にも与えた。13個の土着品種の他となりの地域から更に25個の品種もヴァッレ・ダオスタで植えている。ピエモンテのネッビオーロや、フランスのピノノワールとシャルドネやスイスのプティアルヴィーヌなどなどもあるという。
ヴァッレ・ダオスタではほぼ全体山地であり、最低標高322メートル(ポン=サン=マルタン市)最高標高4810メートル(モンブラン)。Valle D’Aosta Docがヴァッレ・ダオスタでは唯一な原産地統制名称であり、その中地方や製造により更に31種類に分けられているという。北から南ヴァッレ・ダオスタまでワインの旅をしてきた。最初ヨーロッパ中最も海抜の高いワイン畑があるモルジェとラ・サルという村に行ってきた。モンブランを背景に、こちらでは1200メートルの海抜でプリエ・ブランが植えられている。Ermes PaveseワイナリーとCave Mont Blancワイナリーを訪れるのがおすすめである。後者のワイナリーでは同名の品種のみを植え、それを色々な形のワインに製造している:クラシックなワインからイタリアで唯一なアイスワインまで生産しているそうだ。
ドーラバルテア川を沿って旅を続き、アルヴィエという町にたどり着いた。自然の円形劇場のような土地に設置されて、ブドウ畑が南向きのテラスに設けられ、常に日に当たっている。によってそのブドウで造られているワインがEnfer(地獄という意味)という名前が付けられた。主に植えている品種がプティ・ルージュである。それを最低85%利用し、コクのあるEnfer D’Arvierを製造しているという。Co-EnferワイナリーではEnferの他に、マイヨレクラシックとロゼも試すことができる。
ヴァッレ・ダオスタ州都のアオスタに向かい、名高いワイナリーのLes Crestesを訪れてきた。そこでは人気のあるシャルドネ・キュヴェ・ボワが製造されている。
その後アオスタ市を臨む土地にある家族経営のMaison Agricole D&Dのオーナーと出会った。そこで造られているTorrette Superieurが忘れらえない。
アオスタの南側に下りGrosjean Vinsワイナリーにて、唯一なプレメッタ単独品種のワインを飲んでみた。爽やかで、フルーティーな赤ワインであり、薄い色からみると赤よりロゼのようである。最後に小さな村のドンナスではPiantagrossaワイナリーを訪れた。そこではピコテンドロを三つのバージョン製造している。金属の樽のみに寝かすバージョン、フレンチオーク樽に寝かすバージョンと干しブドウで製造しているバージョン。