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ポポロ広場のマラテスティアーナ図書館、フォッセ・ディ・ソリアーノやベルティノーロのワインなどがロマーニャ地方の宝

太陽の光、ビーチ、娯楽のみならず、静かな丘と歴史的な遺産も多い。ホスピタリティの優れているチェゼーナ県では様々な人の好みに応じる。

毎年の夏ではロマーニャ地方の有名な海岸とナイトライフが大勢の観光客を魅了する。

チェゼーナに行ったとき、マラテスティアーナ図書館を見逃すにはいかない。15世紀に設立したヨーロッパで最初の、自治体の財産としてすべての人間に開かれた市民図書館であり、23万冊の在庫があるそうだ。中央広場のピアッツァ・デル・ポポロに代表的なマジーニ噴水がある。全ての広場を見下ろすのがまたマラテスタ家所有であったマラテスティアーナ城 がある。

チェゼーナが料理とワインも非常に愛されている。食べ歩きの代表的なパンのピアディーナや中世から変わっていない生産方法、ソリアーノ村のフォルマッジョ・ディ・フォッサ(穴チーズ)などなど食文化が豊富だ。

チェゼーナのワインならベルティノーロが一番有名である。チェゼーナ県にある小さな町であり、ベルティノーロのワインはチェゼーナの強いアイデンティティを示し、よく民謡の歌詞にも現れる。ロマーニャ地方以外でも知らせるべき、2010年にベルティノーロワイン組合が設立した。現在の組員が6つのワイナリーだ:Cantina Celli、Campodelsole、Tenuta Villa Trentola、Fattoria Paradiso、Tenuta la Viola、Giovanna Madonia。この組合の目標はチェゼーナのワインを世界中に知らせることである。規律によってこの地方のDOCとして認定されたワインがRomagna DOCG アルバーナ、Romagna DOC パガデビットとRomagna DOC サンジョヴェーゼである。特にベルティノーロのサンジョヴェーゼの特徴が認められ、Romagna DOCサンジョヴェーゼ・リセルヴァ・ベルティノーロと名付けられた。

石灰質と粘土質の入っている独特な土で植えることでベルティノーロの特徴の旨味と柔らかいタンニンが生じる。アドリア海との近さが更にミネラルを与える。

ベルティノーロ市庁舎とベルティノーロワイン組合のコラボにより、ロマーニャ地方の全てのサンジョヴェーゼ・リセルヴァを保管するべく、Riserva Storica(歴史的貯蔵)を設立した。それぞれの収穫年のボトルを在庫するワインの銀行のようなものであり、将来それぞれを試すことでワインがどのように変化したか確認するのが目的であるそうだ。

近隣のロンジャーノには、つい最近たった6部屋のルレホテルのVilla Margheritaがオープンした。その中にすでにリグリアで星付けレストランを所有しているジュゼッペ・リッケブオーノ・シェフがIl Sambucoレストランを指導している。海の近くにあるながらも、喧噪から離れ、土地の恵みを落ち着いたペースで知りたい人に向いている。この施設にお年寄りと学校向けの教材園も設備が整っている。

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